山崎蒸留所 その2
2006年 04月 08日
どうしてもお会いしたかったのがブレンダーさん。
日本酒で言うところの杜氏さんでしょうか。
主席ブレンダーの藤井さんにお会いしました。
藤井さんの手掛けたお酒は数多く、△ばんの美味しい方の焙煎梅酒もその一つです。
蒸留所を自ら御丁寧にご案内してくれました。
光栄です。
①発酵
特に二条大麦を麦汁にして発酵槽に入れるところに興味を持ちました。
発酵の初期段階では吟醸香に近い香りをかぐ事ができるそうです。
②蒸留
ここでは新しく設置したポットスティルを見せて頂きました。
複雑な形のポットスティル、シンプルなもの。
蒸留で味わいに差がでます。
ここでできるのがニューポッドと言われるウィスキーの新酒?です。
③貯蔵・熟成
樽の置いてある貯蔵庫はひんやりとして湿気のある、と言うイメージでした。
しかし、自然環境に近い状態で、特に温度を低くとか、夏も涼しくとかを
最新の空調設備で!と言うわけではありません。
ウィスキーはその土地の自然環境が作るものなのですね。
詳しくは書ききれないので、省略。
それにしてもキレイですね、ここは。
1923年に日本のウィスキー発祥の地としてスタートして80年以上。
蒸留所内を通って小学生が家に帰っていきます。
蒸留所の中に神社みたいなのがあります。
好い感じですね。
by japan-sake
| 2006-04-08 18:47
| 吟ばん須田町店